超音波歯ブラシの効果と比較

各電動歯ブラシの特徴

 

 

今まで電動歯ブラシを全く使ったことがないという人の場合は、いろいろな製品の差がまだわかりにくいかと思うので、大きく分けて3種類の電動歯ブラシについて特徴をまとめておきたいと思います。

 

 

まずは一般の電動歯ブラシですが、これのブラシが動く振動は毎分約3000~10000回となっています。最近は廉価品も出ているので、価格的な抵抗はないと思います。既に電池タイプや使い捨てなどが主流となっていますが、これでも手を動かさなくて歯が磨けるので随分便利に感じると思います。

 

 

音波歯ブラシは、ブラシが動くというよりも、毛先が微振動するというタイプで、この点が普通の電動式とは根本的に違っています。音波を発生することでプラーク(歯垢)をキレイに除去することができます。ただし、細菌の温床となる不溶性グルカンを破壊できないのがネックです。

 

 

手を動かさなくても歯が磨けますが、水の飛散は少々多くなり、音も大きくなります。普通の歯磨き粉では磨き過ぎになることもあるので、音波歯ブラシ専用の磨き粉を使うことが多いようです。

 

 

さて、超音波歯ブラシですが、当然ながら振動数は一番多いのですが、微振動なので逆に音は静かになります。使い方は普通の歯ブラシと同じようになり、歯磨き粉も一般のものでOKです。

 

 

最大のポイントはやはり細菌の温床になる不溶性グルカンを除去できることで、更に傷の治癒を助ける効果もあるということで、口内炎・歯周病の予防と治療にも役立ちます。

 

 

こうして比較してみると、超音波歯ブラシは今まで普通の歯ブラシを使っていた人にも違和感なく使えることがわかると思います。